大阪マラソンのチェリティーテーマについての分析

昨年、大阪マラソンを走った方やエントリーした方ならご存知と思います。

 

大阪マラソンではチャリティーとしてエントリーの際に7つのテーマから一つ以上を選んで寄付をすることになっていて、テーマ毎の対抗戦という形で、優勝チームには抽選で来年度の出走権500名をプレゼントという企画がありました。

昨年の時点では何とも思わなかったのですが、出走者を7つに分けて、優勝チームから完走者に抽選で500名を来年度の出走権ってかなり大盤振舞ですよね。

約20,000名を7分割して優勝チームから抽選で500名ですから・・・。

さすがにやりすぎたと思ったのか?今年は100名になりましたけどね。

テーマは

・(赤)生きる希望を支える
・(橙)夢を支える
・(黄)家族を支える
・(緑)自然を支える
・(水)きれいな水を支える
・(紺)子どもの未来を支える
・(紫)美しいまちと暮らしを支える

の7つです。

皆さんは、どのチャリティーテーマを選んでエントリーしました?

私は黄色の「家族を支える」を選びました。

私の選んだチャリティーテーマの黄色は家族や子供のいる人が多いんでしょうね。
昨年、私は黄色か、紺色どちらにしようか迷いましたから・・・。
(その気になれば、2口できるんですけどね)

ちなみに、昨年度、当日走った方の人数はこんな感じ。

・(赤)3,034名
・(橙)3,739名
・(黄)4,626名
・(緑)3,575名
・(水)3,641名
・(紺)3,575名
・(紫)3,476名

対抗戦形式も売りの一つにしていますが、チェリティーテーマ毎に定員を決めて抽選をしている訳では無さそうですね。

昨年はこの中の優勝チームの完走者の中から500名が今年のエントリー権が手に入った訳ですけどチームの実力差が無いと考えるなら赤のチャリティーを選ぶのがお得ですよね。約6人に1名が当選する訳ですから・・・。

これが黄色だと9名に1名になってしまいますからね。

ところが、話はそう簡単ではなくて?

実はチーム毎の平均タイムは

1位 4時間42分13秒
2位 4時間46分32秒
3位 4時間47分26秒
・・・
・・・
7位 4時間59分35秒

という結果になっています。

各チーム数千人という人数がいて、1位と2位との差で平均4分、ましてや、1位と7位との差だと17分も差がつくのはチェリティーを選ぶ人の生活環境とか想いとか影響しているのではないかと考えた訳です。

そこで、もう一度テーマを見てみましょう。

・(赤)生きる希望を支える
・(橙)夢を支える
・(黄)家族を支える
・(緑)自然を支える
・(水)きれいな水を支える
・(紺)子どもの未来を支える
・(紫)美しいまちと暮らしを支える

それぞれのテーマを選ぶ人がどんな想いを持って選んでいるのかと、ランニングとの関係性を考えてイメージすると優勝しそうな色のチャリティーテーマが見えてきませんか?

去年の優勝チームのチャリティーは

・(緑)自然を支える

でした。

後付けと言われるとそれまでなんですけど、自然をテーマに選んだ人ってトレランとかしている人が選びそうだし、普段から自然に関わっていてそれなりに体力ある人が多そうですよね。

そして2位は

・(水)きれいな水を支える

でした。
やっぱり自然関係・・・。

チャリティーはチャリティーらしく思い入れが強いものを選ぶ方法もあるでしょうけど、どのチャリティーにしようかなと迷っている方がいれば翌年度の出走権が当たる可能性が高いチャリティーを選ぶのも手ですよね。

ということで、翌年度の出走権を狙ってチェリティーを選ぶなら

・(緑)自然を支える

が一番可能性が高いと思っています。
ついでに書けば、昨年ランダムで当選して出走権を手に入れた緑の方、今年はどのテーマを選ぶかなと考えた場合やっぱり緑を選ぶ人が多いのではないかと思っています。その辺りも考慮してもやっぱり緑かなと・・・。

いか、選ぶなら昨年の2位の

・(水)きれいな水を支える

昨年3位だった

・(黄)家族を支える

は、たとえ1位になっても母数が多いから抽選で不利、母数の大きいチームが優勝あるかな?と考えると選びづらいかなと・・・。

もっとダラダラ書こうかなと思ったのですが、長くなるし書きたいことも書いたからこれでいいや。

暇人だなと思われるかもしれませんね。文章にしなかったけどその他のデータも貼っておきます。

20160404a

今月の走行距離 39.93km