防府読売マラソンレース編(2018防府読売マラソンレポ3)

昨日は加古川マラソンの応援へ行ってきました。
色んな意味で、また自分も走ろうと思える一日になりました。応援に行って本当によかったです。

刺激を受けて急に今日走りたくなったので防府以降、久しぶりに走ってきました。

5.513km 33’46″ 6’07″/km

6’26" – 6’04" – 6’05" – 6’04" – 6’09"
5’43"

うん。こんなもんで十分。
レースの予定全くないし・・・。

ってことで防府読売マラソンのレース編のレポです。

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【スタート~5km 29’18″ 5’51″/km】
(6’25" – 5’36" – 5’33" – 5’33" – 5’32″)

号砲が鳴って最前列の選手が走り始める。今日の勝負はグロスなので列がなかなか進まないのがもどかしい。
それでも、前が見えているので、もうすぐ走れる、走れるととスタートゲートをくぐるのが待ち遠しかった。

そしてスタートラインを通過。時計をみるとロスタイムは1分15秒ぐらい。
1分20秒でロスタイムを計算してラップ表を作成していたので予定通り。

競技場のトラックを楽しんで走る。そして競技場を出るとすぐに自分のペースで走れだした。

ここからは、自分のペースでいい。5’39″を刻むことだけを考える。

2km過ぎで着ていたカッパを脱いで係員に渡した。

スタートしてからは、長い直線を、左折、右折、左折、右折って感じで進む。
前日K岡師匠に教えてもらっていた通り、次のカーブを見越してロスのないコースを走る。

3km地点を過ぎると、自分の周りには人はまばら。マイペースで走れているがちょっと寂しい。ただ、ペース的には悪くない。というよりも設定ペースよりも速い。

4kmで最初の給水。前後に人がいないので給水も取りたい放題。余裕を持って取れた。

【5km~10km 27’04″ 5’24″/km】
(5’30" – 5’39" – 5’18" – 5’09" – 5’25″)

5kmを通過。29’18"
自分のペース表を見て20秒ぐらい余裕がある。
無理せずにこのペースで走れればと思いながら走る。

この辺り前を見ると、集団から落ちていったランナーって感じ。かなり前方に人が列をなして走っているが、そこからこぼれたランナーがポツン、ポツンといる。

でも、ペースは悪くない。このペースで十分と思って走る。

6kmを通過して前方のランナーが止められている。(ブログで書いたから省略)

私も止められたが再び走り出した。
止まっていた時間は長くみても15秒ぐらいだったと思うが、やっぱり精神的に少し響いた。

以降第1関門までは、前方の係員がコーンの近くにいると同じ事が起こるのではないかとヒヤヒヤしていた。

せめて集団からギリギリ落ちたぐらいの位置で走っておかないと同じことが起こるかもなんて思ってペースを少し上げた。
8kmぐらいで、予定通りマグオンで補給。

【10km~15km 27’52″ 5’34″/km】
(5’36" – 5’31" – 5’33" – 5’27" – 5’37″)

10km通過。56’22″。
予定より1’30″速い。ただここまで少し速かったような気がする。今は走れているんだけど、押さえろ、押さえろと思って走るが、押さえてタイムが落ちるのも怖い。結局押さえられずにペースがそのままになる。

11km、12km、13km、14km、と通過毎にラップ表を確認。少しずつ貯金はされており、一番怖かった第1関門まで1’50″近く貯金ができた。

【15km~20km 28’03″ 5’36″/km】
(5’39" – 5’31" – 5’31" – 5’35" – 5’37″)

15km通過。
1:24’14″。

予定通り2つめのマグオン。
ペース表よりも1’54″速い。良く言えばいいペース。悪く言えば速く走りすぎ。
体感的には、このまま行けそうな気もする。ペースが乱れたのは、最初のアクシデント後だけで後はとびきり速く走った訳ではない。

飛ばさないようにだけ気を付けてこのまま走る。

17.9kmの第1関門通過。約2分残して通過できた。このペースだと第2関門も大丈夫。気持ちに余裕が出来た。

18km手前。体的には18km走った分だけの疲労感はある。ただこのペースで走ると持たないという感じでもない。
18kmの給水の次は23km。予定ではこのどちらかでメイタンを取ろうと思っていたが、まだ余裕があったので18kmではメイタンを取らないことにした。

ここからは、競技場周辺を離れて折り返し地点まで走って戻ってきたらゴール。問題なく走れていた。

【20km~25km 27’52″ 5’34″/km】
(5’27" – 5’37" – 5’34" – 5’33" – 5’29″)

20km通過。もうすぐ中間点。体的には何も問題はない。
中間点と、23kmの関門でどの程度で走れているか。このままだとPBでゴール出来ると思っていた。

中間点通過。
1:58’20″。
タイムは悪くない。ロスタイムを除くと1:57’05″でちょっと速い。ただここまでくるともう落とせない。このペースで頑張って粘りこむしかないと思った。

23kmの第2関門通過。ここの関門を通過できれば完走は出来ると思っていたので少しガッツポーズをして通過した。
ここの給水手前でメイタンを取る。

メイタンを取ると効くまで2~3kmそこから3~4kmはいいペースで走れるので30kmまではなんとかなる。残り12kmでこのペースなら貯金があると思ってきた。

25km手前、走っていると脚攣りの兆候が出てきた。というよりピクピクとふくらはぎが言い出した。

【25km~30km 27’53″ 5’34″/km】
(5’33" – 5’26" – 5’34" – 5’36" – 5’35″)

脚攣りの状況は治らない。ただハーフを過ぎて取るはずだったマグオンの顆粒を取ってないことに気付いた。
次の給水は28kmまで無い。どうしようか迷ったけど、マグオンをここで取ることにした。

マグオンを取って、非常用でタレビンに入れて持っていたスポドリで流し込む。
一旦脚攣りの兆候は治まった。

脚攣りの状況は治まったけど、ちょっと喉か乾いた感じになる。最初は適度に給水があるんだけど、この辺りになると5km毎とかになるので次の給水が待ち遠しい。

折り返し地点を目指して走る。THさんに声をかけてもらって、えむさんには声をかける。
THさんは順調そう。えむさんは思っているよりも離れていないのでひょっとしたら追いつけるかも・・・。とこの時は思っていた。しんどいながらもまだ余裕があったんでしょうね。

30km手前の折り返し地点が見えてきた。

【30km~35km 31’12″ 6’14″/km】
(5’44" – 5’38" – 5’51" – 6’20" – 7’04″)

30km通過。あと12km。
呼吸的には大丈夫そう。体はしんどい部分もあるが走れない訳ではない。あとはどれだけ粘れるか・・・。

しかし折り返しを過ぎると脚が再び攣り出した。非常用にもっていた2RUNをそのまま飲み込む。
ただ、攣りの兆候は治まらない。
走り方を変えてみたりしたが一緒でペースも上がらなくなってきた。

JRの高架の上り。失速しているのが分かる。ただ走れているしここでは終われない。
高架を下って右折。前日、K岡師匠からこの時点で余裕があるかどうかでタイムが変わると言われていた地点。
今の自分に余裕はあるのか?呼吸は余裕があるが、脚が攣ってる。とりあえず師匠の言いつけ通りコースの中央を走って自分は走れているをアピール。

34kmの給水。脚が攣って走れなくなり一旦止まってストレッチをする。攣り対策として持っていた最後の顆粒のマグオンを取る。これで攣り対策で持っている物は無くなった。

あとは行けるところまで行くしかない。
ただ、もうこの時点では攣りが醜く走れない状態。右足は完全に上がらなくて靴の裏が道路に擦っている音が聞こえる。左脚もそこまでではないが上がらない。

35kmの関門が見えてきた。

【35km~40km 27’45″ 5’33″/km】
(9’13″)

35kmの関門通過。
係員からは関門1分前ですとのアナウンス。

今の自分の状態を冷静にみて完走は無理。関門だけ通過して一旦収容バスのほうに向かった。

でも・・・。このままでいいの?
せっかく防府まできて、応援もいっぱいもらったのに、ここで自ら止めていいのか?

完走は無理でも自分から止めるのは違うと思って再び走り出した。

しかし、走り出して500mぐらいすると、完全に攣ってしまってコースに座りこんでしまった。その後、立って歩くもすぐに攣って走れない。

もれ以上は周りに迷惑にしかならないと思ったのでここでDNFすることにした。

私の2018年防府読売マラソンはここで終わりました。

今月の走行距離 79.0km