念願だった碇高原の下りをかっ飛ぶ(2018丹後ウルトラマラソン レポ5)

昨日丹後以降初めて走ってみた。

3.231 km 24’08″ 7’28″/km

体調が戻ったと思っていたのに、走り出すとすぐに体が重く感じた。100km走った疲労度と日数分しか回復していないことを実感した。

そして今日は、丹後以降初めてのテニス。
いつもと負荷は変わらないレッスンなんだけど、いつもよりしんどかったので昼に帰ってきてすぐに寝てしまった。

それでは、丹後のレポの続きです。

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20180923a

20180923b

70km通過。14時9分。ここからは下り基調。関門まで1.8km残り時間は31分。関門通過だけを考えれば時間的には余裕。(いやそれほど余裕がある訳ではないけど・・・)

上りで脚を使ったので下りだといっても速く走ると攣りそうになる。目標は関門突破なので走れるスピードで走った。

ついに碇高原のステーキハウスが見えてきた。関門通過は確信したので、手前のログハウスのトイレに入って用を足す。トイレを出て目の前に広がる碇高原の牧場を見て嬉しくなった。ここまで自分の足で来れた。しかも次へも進める。

そして17分前に関門突破。碇高原のエイドで水分補給とこれからの下りに備えて最後のメイタンを取得。後のことは考えていなかったので預けてあるバックパックは受け取らなかった。

今から念願だった碇高原からの長い長い下りを楽しめる。幸いにも70km走ってきた割には下りを楽しめるぐらいの脚は残っていた。

下りが始まる前に、ここで初めて少しだけだけど完走が頭をよぎった。けれども、残り28kmという距離で計算できほど頭が回らなかったので80km地点までは計算しないでおこうと思った。

エイドを出て下りスタート。

丹後前に走った蔵王峠で、勢いよく走りすぎて下りの途中でへばってしまってマッスルゴリさんにちぎられた経験から、飛ばすけど気持ちは抑えて楽しんで走るを心がけた。

碇高原の休憩込で下りだして最初は7’00。
下り出してスピードを確認すると5’00″を切る感じ。もうちょっとスピード出せそうだけど下りきれる体力は残さないといけないので無理はしない。

次の下りは5’02"
もう、無茶苦茶楽しい。(笑)
遠方に見えるランナーがカーブを曲がる。
私もそこまで走ってカーブを曲がると、さっきまであんなに遠くにいたランナーが目の前いにいる。直線でも見る見る差が縮まるのがわかる。
ずっとそれの繰り返し。途中で私のペース以上に速く走ってるランナーに一旦交わされたけど、また交わすことが出来た。

その次のラップ4’50"
無理はしてない(つもり)。なんか自分以外が止まって見える。たぶんこのあたりで前方にぐわぁT発見。まるさきさんだ。
まるさきさんもカーブ1つ曲がったあたりで追いついた。私のペースよかったので一声だけかけて、先に行かせてもらった。

次のラップが4’35"
もう、楽しくて楽しくて仕方がない。上りを挟まない下りは最高。脚しんどくないの?って思われるかもしれませんが、筋肉痛っぽくなってるけど、もう坂道を落ちているだけの感覚なので気にならない。

あっというまに、下りの中間点の縦貫林道合流手前エイドに到着。
このまま走る?エイド寄る?
迷ったけど、補給は欠かせたくなかったので、エイドに寄ることにした。

それでも、6’51″。
エイド込の時間なのでやっぱり結構走れている。。

そして次のラップは5’17"
このあたりで、海が見えてきてもうすぐ左折。ほぼ、下り切ったよ~。と思って少し歩く。
左折するとまだ、下っているじゃないですか・・・。再び走り出す。歩いた分遅くなった。

そして79km手前から平坦になりそこから徐々に海岸線を上っていく。楽しかった下りはここまで。でも十分に楽しんだ。あの下りたかった坂道を思うように下ってこれて大満足。この時点で思い残すことは無かった。

結局平坦になったとたんに歩き出す。(笑)
完走するならこの時点で余力も必要だからと自分に対しての言い訳と、かっ飛んで下ってきたご褒美と勝手に理由づけた。

79.4kmのエイドで補給。ここでまるさきさんと一緒になった。
まるさきさんは、残り距離と時間を考えたらいけると思っていたみたいなので、何度かの応援の経験からここからが勝負だとまるさきさんと話をした。

そしてエイドを出発。
80kmまでは、時計も見ないで無理せずに歩いたり走ったりすることにした。
そうしているうちに前方に80kmの案内が見えた。

 

今月の走行距離 126.6km